初めまして、おさーると申します。
今回ポケモンSVにて二度目の最終3桁を達成できたので、それほど高い順位ではありませんが自己満足のために初めて構築記事を書いてみました。
拙い文章ですが最後まで読んでいただければ幸いです。
(以下常体)
[コンセプト]
アタッカーの邪魔になる耐久ポケや有象無象をカバルドンやカイリューで削り、最後に温存していたアタッカーを通す。
[構築経緯]
今期は序盤にドヒドイデを使っていたのだが絶対零度やラム電気テラスのパオジアンにボコボコにされ続け中盤には5桁に落ちてずっと苦しんでいた。
何もかもわからなくなっていたときにうわっきーさんがBIG6構築で配信をしているのを見てとりあえず真似するかと構築を組んだのが最終構築の始まりである。
なんとなく完全にBIG6なのは嫌だなというのとカバルドンが好きだったので初めはディンルーをカバに置き換えて使っていた。
当初使っていたのは、カバルドンは怠ける型、カイリューは残飯渦アンコ型、サーフゴーはメガネ、水ラオスはスカーフ、ハバタクカミはエナジー、パオジアンはAS襷の草テラスである。
ここで、相手のテツノツツミがどうしても重いこと、またブーストエナジーだと性能が対面よりになってしまうことから、ハバタクカミの持ち物をチョッキにした。
また、ウーラオスがゴツメカイリューにかもられてしまったり、テラスじゃんけんをするのが嫌だったため撃ち分けのできるパンチグローブ型にした。
型を変えてしばらく潜っていたがサーフゴーの選出機会がかなり少なく、また出した際の勝率も低かったためサーフゴーを変えることにした。
ここで、ウーラオスやハバタクカミの持ち物を変えたことで構築全体のSが遅くなっていたことと、相手の毒タイプやサーフゴーがきつかったためスカーフランドロスを採用した。
最後に、最終日の昼間に何戦か対戦して襷パオジアンを選出した際にほとんど何も仕事ができずに落とされることが多かったのでパオジアンの型を対応範囲の広いラム剣舞電気テラスにして構築が完成した。
[個体紹介]
ランドロス(霊獣)
テラスタイプ:飛行
特性:威嚇
性格:陽気
実数値:165(4)-197(252)-110(0)-x-100(0)-157(252↑)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:地震/岩雪崩/テラバースト/蜻蛉返り
調整意図:ASぶっぱ。準速ウーラオスやイーユイを抜きたかったので最速
最強のサイクルパーツ。優秀なタイプと特性、技でサイクルを回すのに非常に便利だった。鉢巻の高火力もほしかったが、シーズン中盤に鉢巻で使っていて上から縛られる場面がかなり多かったためスカーフで採用した。実際ブエナの消えたハバタクカミやテツノツツミ、竜舞カイリューを上から殴れるのはとても助かったし火力は陽気スカーフでも十分だった。
テラスタイプ:鋼
性格:腕白
特性:砂起こし
実数値:214(244)-132(0)-167(108↑)-x-112(156)-67(0)
持ち物:オボンの実
調整意図:誰かの調整のパクりだったはずだけど憶えてない。カタストでオボンを食べられるようにHは偶数。
対カイリュー最強ポケモン。カイリューだけでなく多くの物理ポケモンに後投げして襷を潰したり欠伸で流す。ブエナのハバタクカミに対しても後投げからテラスを切らずに流すことができる。怠けるカバルドンの持ち物は食べ残しの方がメジャーだとは思うが、カイリューに食べ残しを持たせたかったことと、瞬間的な回復量が生きる機会も非常に多かったためオボンで良かったと思う。これまでカバは吹き飛ばし持ちしか使ってこなかったので吹き飛ばしを切るのは心配ではあったが、怠けるのHP管理のおかげで相手を積ませることができたり、積みポケモンに対しても欠伸で十分に流せるので今では怠ける一択ぐらいに思う。
テラスタイプ:鋼
性格:陽気
特性:マルチスケイル
実数値:197(244)-154(0)-149(164↑)-x-120(0)-113(100)
技構成:炎の渦/地震/アンコール/羽休め
調整意図:Sを最速ガチグマ抜きにし残りHB。
第九世代最強ポケモン。うわっきーさんがBIG6構築で使用していた渦アンコ型で採用したが個人的には1番使いやすい型だった。渦カイリューはゴツゴツメット持ちが多いイメージだが炎の渦とアンコールで相手を縛りながら羽休めをせずともHPが回復していくのが強すぎるため食べ残しの方が強いと感じた。蜻蛉を受けた後にマルスケが復活したり相手に型の誤認を誘えるのも良かったのかもしれない。地震の枠はラッシャへの遂行速度が速くなる流星群も考えたが有象無象に打てる地震が結局1番強いと思う。テラスタイプは氷とフェアリーに耐性を持ち、またドヒドイデをはめる為に毒が入らない鋼にした。
最終日前日まで渦外しまくって発狂していたが最終日は全部当ててくれた。
ウーラオス(連撃)
テラスタイプ:毒
性格:意地っ張り
特性:不可視の拳
実数値:191(124)-200(252↑)-130(76)-x-81(4)-124(52)
持ち物:パンチグローブ
技構成:水流連打/ドレインパンチ/冷凍パンチ/アクアジェット
調整意図:A特化。Sはサーフゴー意識で準速キノガッサ+2。ドレインパンチの回復効果を意識してHは16n-1までにし残りをBに振った。
パオジアンハンター。と思っていたがテラスを考えると有利不利はかなり曖昧だったのであまり出さなかった。パンチグローブのおかげで耐久無振りパオジアンを水流連打で高乱数で落とせたり、相手のゴツメ持ちにびびらなくて良くなるのはとても良かった。初めは冷パンを切って剣舞を入れていたのだがSを落としているためあまり積む機会がなかったり、ラス1カイリューに負けるのがしょうもないので冷パンにした。テラスタイプはハバタクカミや草テラスパオジアンに強くなる毒にしたがあまり積極的に切ることはなかった。
ハバタクカミ
テラスタイプ:鋼
性格:控えめ
特性:古代活性
実数値:159(228)-x-76(4)-192(156↑)-156(4)-170(116)
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/サイコショック
調整意図:たげらうさんが動画で紹介していた調整のパクリ。
対テツノツツミ最終兵器。圧倒的な特殊耐久と高速高火力でテツノツツミにめっぽう強い。ツツミに対して後投げから処理することができるのでテツノツツミ入りに対しては100%選出ししっかり役目を果たしてくれた。技構成はタイプ一致技二つとミラーや毒タイプに打つサイコショック。マジフレの枠は元々はラッシャへの削りが速くなる10万にしていたがハッサムがウザすぎたのでマジフレにした。テラスタイプは変えるのが面倒でずっとフェアリーで使っていたが最終日にハッサムに怯えて変えようと思い、鋼半減でツツミに抜群をつかれることもない鋼に変えた。しかし最終日ハッサムに当たることはなかったしテラス切ることもなかったのでテラピース損だった。
パオジアン
テラスタイプ:電気
性格:意地っ張り
特性:災いの剣
実数値:175(156)-176(156↑)-101(4)-x-86(4)-179(188)
持ち物:ラムの実
技構成:氷柱落とし/テラバースト/不意打ち/剣の舞
調整意図:シグマさんのs7最終一位調整のパクリ。
チートポケモン。高速高火力に技範囲まで広い反則ポケモン。最終日までパオジアンはAS襷草テラバーストで使っていたがウーラオスとの有利不利が判別つかなすぎたためこの型にした。カバルドンで起点ができた際に剣舞を積めれば圧倒的火力ですべてを破壊できた。サーフゴーがいない分電磁波や毒、欠伸などに対して耐性をつけられるラムの実を採用したが最終日一度だけ活きたので良しとする。
最終戦ではスカーフサフゴのゴルラをテラス切って受けながら剣舞を積み、しっかり裏まで貫いてくれた。
[立ち回り]
立ち回りについて、コンセプトにもあるが、相手を削ってからこちらのアタッカーを通すことを目指すため、序盤にアタッカーが削られてしまわないようにカバルドンやカイリューを駆使してアタッカーを大切にすることを一番に意識した。甘えていきなりスカーフランドロスで突っ込んだりせずに相手の情報を得てから動かすように心がける。特にアタッカーを削らないでおくと居座り性能の高いカバルドンとカイリューでTOD勝ちできるのでちゃんと試合時間を視野に入れておくようにする。
またこの構築は相手視点テツノツツミの通りがよく、ヘイラッシャがかなりきついように見えるはずである。そのためツツミ入りには必ずハバタクカミを投げ、意気揚々と出てくるラッシャはカイリューではめて削るようにする。
[結果]
TN:おさーる 670位(R1933)
TN:たゆたうこえ 1548位(R1850)(サブROMは最後潜りませんでした)
[あとがき]
自分は剣盾末期から対戦を始めたためまだ歴も浅いですがこうして最終日に戦うのは毎度毎度格別に楽しいです。一ヶ月通して苦しいときもあるけれど、この達成感のためにまた頑張ろうと思えるのがポケモン対戦の魅力なのかなと思います。
また、今回初めて構築記事を書いてみましたが、自分は文章を書くのが好きなので書いていてとても楽しかったです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またの機会があればぜひよろしくお願いします。